
帰国に向けてコツコツといろんなものを整理してます。
プライベートPCのデータも散らかってたのでデータ整理をしていると
2年くらい前に作った我が家のライフプランシミュレーションが出てきました。
実はそのライフプランシミュレーション・・・
人生を変えてくれたきっかけでした。
というのも初めて見た時、
サラリーマンを定年まで続けることに疑問を持つことができたからです。
今日はその話をしたいと思います。
ある程度収入があって浪費癖のないサラリーマンの方はひょっとしたら
私と同じような結果になって人生を変えるきっかけになるかもしれません。
え・・・死ぬときこんなに貯金あんの!?
まずはそのライフプランシミュレーションの結果を見てもらいたいと思います。

縦軸が資産残高(単位は万円)、横軸はその時の世帯主年齢(私の年齢)になります。
定年(60歳)までは今の年収を維持できているという前提ですが、順調に資産が増えています。
そして定年後は年金を65歳からもらいながらなので、緩やかに資産が減少しています。
最終的に100歳のとき(100歳まで生きるとして)には
なんと4500万円もの資産が残っている結果になりました。
このシミュレーション結果をみて私が思ったのは
(え・・・死ぬときこんなに貯金あんの!?)
ということです。
しかもこのシミュレーションは投資信託等の
貯金以外の投資はあまり行わず、資産のほとんどを
貯金で持っているという条件でシミュレーションしているので
以下記事のような最新のライフプランシミュレーションのように
投資信託の比率を増やすともっと資産は増える(残る)ことになります。
こんなに資産が残るんだ・・・
(死ぬときにこんなに資産を残す意味ってあるのかな??)
このライフプランシミュレーションを作った当時そんな疑問がわきました。
そしてさらにこの「DIE WITH ZERO」という本を読んで
その疑問が確信に変わりました。
資産はゼロで死ね!という衝撃的なタイトルの本ですが
確かに。と思うところが大いにありました。
十分な収入があるということには感謝している。
でも今という大切な時間を犠牲にして得た資産は
活用されないまま死んでしまうかもしれない。
それならば大切な時間を優先にする生き方もありなのでは?
そう思いました。
人生を考えるきっかけとしてのライフプランシミュレーション
・収入が減るのが不安で転職できない
・独立なんてリスクがありすぎて不安
・老後が不安なのでずっと働き続けるしかない
そんな漠然とした不安を持っている場合は、
一度ライフプランシミュレーションをしてみるのはどうでしょうか?
その漠然とした不安をライフプランシミュレーションで目に見える形にしてみると
実はそんなに不安に思うことがなかったんだ・・・と思えるかもしれません。
そしてその不安が解消されれば、やりたいことを優先するような
新しい働き方を考えることができるかもしれません。
新しい働き方とまではいかなくても
最近話題の「FIRA60」
Financial Independence Retire Around 60
(60歳前後で経済的自立を果たしてリタイアする)
のように、今の仕事はやりがいがあるし、
転職するほどでもないな、でも老後はあまり働きたくないなという方は
ライフプランシミュレーションをすることで
55歳でリタイアするといった選択肢を考えることができるかもしれません。
ひょっとしたら通常の定年より早くリタイアするというのは、
収入が多い人にしか関係ない話だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
自分は70まで働くしかないという漠然とした思いをもっている方もいらっしゃるかもしれません。
でももしその将来を変えたいと思っているのであれば
一度ライフプランシミュレーションしてみたら、
転職して収入を増やさなければならないことがはっきり分かり、
転職を考えてみようと思うきっかけになるかもしれません。
ですので、どんな人でもライフプランシミュレーションをしてみることで
自分の人生を見つめなおすきっかけになると思っています。
私と同じようなアラフォーサラリーマンの方々は、
サラリーマン生活が長く、仕事に不満は感じつつも
家族もいるしこれからもこの生活を続けていくしかない・・・
と思っている方は多いと思います。
でも私のように一度ライフプランシミュレーションをしてみることで
人生を見つめなおすきっかけになるかもしれません。
もしライフプランシミュレーションに興味がありましたら、
私でよければ力になりますので、お問い合わせください。