心配しすぎなあなたに贈りたい言葉

私の仕事は主にクレーム処理。

クレーム処理という仕事はいつ何が起こるなんて予測できない。

クレームが起こると、お客さまそしてそのお客様と信頼関係を作ってきた営業にも迷惑をかけてしまう。

そしてクレームを起こした工場側にも状況説明と対応依頼をしなければならない。

クレーム対応は社外はもちろん社内の対応も含めてややこしい。

なのでこの仕事をしていると不安な気持ちがどんどん大きくなってしまう。

精神的にきつくなる。

そんなとき私がいつも思い出す言葉がある。

そんな話をしてみたいと思います。

広がり続ける心配アンテナ

もうこれは職業病なのかもしれませんが、クレームを起こさないために

リスクを最小限にするために、リスクに対して敏感になっていく、

あれもどれも指摘していくと、他の人から見たら

「心配しすぎでしょー」

って言われる感じになってくる。

そんな人達には

「じゃあ問題起こったらあんたが対応してみろよ!」

と言いたくなる本音は飲み込む。

仕方ないんだ、

これくらいリスクに対するアンテナを立てておかないと

何かが起こってからじゃ取り返しがつかない。

心配しすぎるくらいがちょうどいい。

そう思ってた。

でもこれが続くと精神衛生上よくないんですよね。

色々なことが不安になってくる。

心配アンテナがどんどん研ぎ澄まされていく。広がり続けていく。

そうすると些細な情報が入っただけなのに悪い方向に妄想が膨らむ。

心配アンテナがどんどん研ぎ澄まされていく。広がり続けていく。

心配アンテナが大きくなりすぎた結果

結論から言うと妄想が膨らみすぎて、、、失敗しました。

とある些細な情報が入ったのは土曜日。

自分の中で気になっていたことに対しての些細な情報。

その情報に心配アンテナが過敏に反応。

「これやばいやつだ!」

即座にそう判断。

次週からの対応のことを考えると気分が暗くなる。

せっかくの休日が台無しだ。

頭の中ではどう対応しようか?

それに対する手間とか大変さとか、、、

ほんと憂鬱になる。

もう一度言うがせっかくの休日が台無しだ。

ただ後手には回りたくないので対応のイメージは固めて

やるしかない。と腹をくくって、いざ週明け、、、

その些細な情報を確認、精査してみたら・・・

全然問題ありませんでした。

はい。ただの勘違いです。

ああ・・・せっかくの週末が・・・

心配はほどほどに

自分で悪い方向に妄想して、

そして不安になって自分で自分を追い詰めた週末。

今回は結構長時間追い詰めたけど、もっと短期間であれば

自分で自分を追い詰めている例はもっとある。

ひょっとするともう精神的におかしいのかもしれない・・・

そんな自分をこれ以上追い詰めないために大切なのは

さっき言ってたことと矛盾するけど、

月並みな言葉だけれど

「心配はほどほどに」

そんな言葉を自分に言い聞かせたい。

心配はしすぎるくらいがちょうどいい。

それも真実。そして

心配はほどほどに

それもまた真実なのだと思う。

中庸が大切。

それでも心配しすぎなあなたに贈りたい言葉

「心配はほどほどに」

今回の失敗からもこの心がけが大切なのはわかっているけど、

中々そんな気持ちにはなれない。

でも心配アンテナを張っておかないと安心できないよ!

そんな人は多いと思います。はい。私もそうです。

そんなときにある言葉に出会いました。

私は漫画が好きです。
(しかもアラフォーのくせにラブコメ好き(笑)引かないでください)

漫画にのめりこむと辛い現実を忘れさせてくれます。

この言葉は私の好きなラブコメ漫画の一つである

「トニカクカワイイ」

に出てきたセリフです。

主人公のナサくんの将来を心配した(元)担任が高校への進学を進めます。

そのときにナサくんはこういいました。

未来は予測不可能です。だから今を大切にすることが重要だと思うんです。

それで将来困っても、未来の自分がきっと何とかしてくれますよ。

トニカクカワイイ 5巻

未来の自分がなんとかしてくれる。

このセリフってまさに心配しすぎな私のためにあるようなものだと思いました。

将来起こるかもしれない不安なことを心配ばかりして「今」をないがしろにしている私に。

大丈夫。きっと週明けには色々な人に助けられて解決する。

なので今悩む必要はない。

そう思いました。

心配はほどほどに。

それを忘れてしまいそうなときはこの言葉を思い出そうと思います。

とはいえ、今回もまた心配しすぎてせっかくの週末が台無しになったのですが・・・

まあ心がけることが大切。次回には活かそうと思います。

不安に押しつぶされて、大切な「今」を無駄にしてしまいそうなとき

このセリフを思い出してみてください。少しは楽になるはずです。

未来の自分が何とかしてくれますよ。