
最近NISA制度の変更(案)が話題になっていて、私も期待しているのですが、
それよりも前に、ジュニアNISA廃止に伴う改正についても話題になっていました。
↓両学長のジュニアNISA改正後のYouTube動画
単身赴任終了で帰国できることになったので、これを機に我が家でも
ジュニアNISAに加入するかどうか検討をしてみました。
改正後のジュニアNISAのメリット
今回ジュニアNISAが改正されたのは2024年のジュニアNISA廃止に伴う改正になっています。
ですのでジュニアNISAはあと2年で終了となるため、
2022年、2023年の2年間のみの期間限定の対応になります。
たった2年間かー。とも思いますが、それでも以下のメリットがあります。
・改正前は18歳まで払い出しすると課税対象になったが、
改正後は18歳より前に払い出ししても非課税となる(改正後の大きなメリット)
・年間80万円の非課税枠 (2022年、2023年の2年間で最大160万円)がある(改正前と同じ)
・子供が18歳になるまで非課税になる(改正前と同じ)
・親のNISA枠を使い切っていてもさらに非課税枠を使える(改正前と同じ)
・つみたてNISAとは異なり、一般NISAのように個別株にも投資可能(改正前と同じ)
あと2年しかないけど、元々は18歳まで払い出しできなかったのが、
18歳にならなくてもいつでも払い出ししていいよー。
となったのが大きいです。
そして非課税期間が18歳までと、子供が小さければ小さいほど有利になります。
両学長のYouTubeでも株式の投資期間は15年以上では過去のデータからマイナスにならないことから
教育資金として準備するなら0-3歳であれば、大学入学の18歳に間に合うのでやるべきだと言っています。
我が家はどうする?
そんな我が家の子供は10歳と7歳。
両学長がおススメしている0-3歳はとっくに過ぎています。
じゃあやらないほうがいいのか・・・という考えもありますが
私の結論としては
満額(160万)ではないが、子供用貯金の一部をジュニアNISAに投資する
になります。
ここでいう子供用貯金がなにかというと
我が家では出産時の祝い金やお年玉、誕生日祝い等に
頂いたお金を子供名義の通帳に貯金しています。
その子供用貯金は就職や結婚という節目の時に子供に渡すお金にする予定の貯金です。
なので適宜公開している我が家の資産の計算には入れていないお金です。
この貯金の一部をジュニアNISAにを用いることで
・教育資金用途でなければ長期投資ができる
・子供の金融教育に使うことができる
と考えました。
以下その説明をしていきます。
教育資金用途でなければ長期投資ができる
先ほども書いたように我が家の子供たちはすでに10歳と7歳・・・
株式投資ではマイナスになるリスクを考えると両学長の言うように
15年以上が理想、最低でも10年は必要です。
でもそれだと上の子は投資期間10年でも非課税期間の18歳を超えてしまう・・・
そう思いました。
ただ金融庁HPを見てみると、このジュニアNISA非課税枠分は成人後(18歳以降)も
新しいNISAに上限なしで移管できることがわかりました。
(下図の※1赤枠のところです)

もし18歳の時に損失がでてたら、あんまりジュニアNISAを使った意味はありませんが、
利益が出ていた場合は18歳以降新しいNISAへ移管すれば、非課税でさらに長期投資が可能です。
15年後だと子供たちは25歳と22歳、10年だと20歳と17歳・・・
教育資金と考えると時間的に間に合わないですが、もともと教育資金というよりは
就職や結婚そんな節目に渡すお金にできればよいと思っていた貯金なので
10年以上、できれば15年以上長期投資すれば問題ないと考えました。
子供の金融教育に使うことができる
もう一つの理由は子供の金融教育に使うことが出来ると考えたからです。
私が子供の頃は
お小遣いは全部使うんじゃなくて貯金しないといけないよ
といったことを親から教えてもらいましたが、今となってはそれも過去の話。
以前の記事でも書いたように、貯金だけではもう資産は増えない時代になりました。
ですのでこれからの時代は子供たちには貯金だけでなく、
投資も必要なんだよということを教えることが必要だと思います。
ジュニアNISAでは一般NISAのように個別株にも投資可能なので、
配当金をもらえることや、株主優待をもらえることを身をもって体験して、
将来自分が投資するときの心のハードルを下げてもらいたいと思っています。
なのでジュニアNISAでも購入銘柄は、安定の全世界株のインデックス投資中心にはなりますが
一部は個別株も入れてみたいと思っています。
まとめ
以上をまとめると
・ジュニアNISAは残り2年だけど改正されて使いやすくなった
・ジュニアNISAを活用して長期投資をして結婚資金や就職の時に渡すお金にする
・ジュニアNISAを用いて金融教育を行う
我が家の子供たちは10歳と7歳ですが、それでもジュニアNISAを活用することにメリットはありそうです。
子供の年齢や考え方によって結論は変わるかもしれませんが、
考え方の一つとして参考にしていただけると嬉しいです。